前回の記事では
・栄養療法は不足している栄養素を補うだけでなく体に悪影響を与える食品を摂取しないことも重要
・牛乳などのカゼインを含む乳製品がおなかの調子を悪くしてうつ病の症状を引き起こす

というお話をしました。

前回記事:>>牛乳(カゼイン)がうつ病の原因!?悪影響となる食品は摂取しない!


今回の記事では、引き続き「体に悪影響を与える食品」についてお話していきます。

前回、体に悪影響を与える食品として
・カゼイン
・グルテン
・イースト菌

の3つを挙げましたが、今回はグルテン・イースト菌についてお話していきます。

グルテン不耐、イースト菌不耐の場合

グルテンは小麦に含まれる成分で、主にパン類や麺類に多く含まれています。

イースト菌は、パンを発酵させる菌ですので主にパンに多く含まれています。


これらグルテンやイースト菌に対する抵抗がなかった場合どうなるのかということについてお話ししていきます。




私は昔からパンやうどん、ラーメンなどが大好きでした。

しかし、パンにはグルテンとイースト菌、麺類にはグルテンが豊富に含まれています。


そして、病院の検査結果では次のような結果となりました。

グルテン不耐:-3
イースト菌:-3


これらも-3というかなり悪い数値が出ていました。


この時の私は「異常な疲労感」に悩まされていました。

毎日1時間以上の散歩など運動もしていましたし、ヨガなども行いそれなりに疲労に対する対策は行っていたつもりです。

しかし、それでも外に出かけると3時間ぐらいですぐに疲れてしまうなど、なぜか異常に疲れやすい体質だったのです。


実は、グルテンに対する耐性が無いと、それらを含む食品を摂取した場合「疲労感」を引き起こします。

また、イースト菌に対する耐性が無いと「おなかの不調」を引き起こします。



特にパンやうどんなどの炭水化物に関しては「低血糖症」なども絡んできます。

低血糖症についての簡単な説明

低血糖症について簡単に説明します。

パンや麺類などの「炭水化物」やおやつや清涼飲料水などの「甘いもの」は血糖値を急激に上昇させます。

しかし、そのあと血糖値は急激に下降してしまいます。

したがって血糖値が急激に上昇した直後は一時的には元気が出ますが、すぐに血糖値が急激に下がるので異常な疲労感やだるさ・無気力などが襲ってきます。

これが低血糖症です。

参考記事:>>低血糖症の症状・原因とは?すぐわかるチェックリスト付き!

おいしいパンや麺類が「低血糖症」⇒「うつ病の症状」を引き起こしていた!

これに気づいてから、なるべくタンパク質(お肉や魚・豆腐など)を主食とするようにして、極力炭水化物を取らないようにしました。

そうすると明らかに疲労感や無気力などの症状が和らいできました!


最近でも、バイト帰りに面倒くささからついついラーメンやパンなどを食べて帰ることが多かったのですが、そうすると帰った後はもう疲れて面倒くさくて何もする気が起きない状態になっていました。

最初は「バイトの疲れ」だと思っていたのですが、「やっぱり炭水化物のせいなんじゃないか?」と思いお昼をサラダチキンなどのお肉だけにするようにしたところ、かなり体調がマシになってきたのを実感しました。


このように、私はかなりグルテンやイースト菌などの影響を受けてうつ病の症状を引き起こしていたことが分かると思います。

つまり私の場合、パンや麺類を摂取していたことにより「低血糖症」を引き起こしており、それが「異常な疲労感」や「やる気が出ない」などのうつ病の症状に繋がっていたのです!

体に悪影響を与えるその他の食品について

ここまで
・カゼイン
・グルテン
・イースト菌

が体に悪影響を与えるというお話をしてきました。


カゼイン(牛乳などの乳製品)やイースト菌(パン類)を含む食品を摂取するとおなかの調子を悪くすること。

グルテンを含む小麦製品(パンや麺類)の食品を摂取すると疲労感を引き起こすこと。


こういったお話をしてきましたが、実はほかにも体に悪影響を与える身近な食品が他にもあります。

代表的なのが
・甘い飲み物や食べ物
・冷たい飲み物や食べ物
・カフェイン(コーヒーやお茶)

です。

甘い食べ物や飲み物

元気を出すためにチョコレートなどの甘い食べ物やコーラなどの甘い飲み物を飲む人は多いです。

しかし、それらが「疲労感」の原因となっている可能性があります。

これはさきほども軽く触れましたが「低血糖症」が原因であり、詳しくは低血糖症の記事に書いてあるのでそちらを参考にしてみてください。

参考記事:>>低血糖症の症状・原因とは?すぐわかるチェックリスト付き!

冷たい飲み物や食べ物

冷たい飲み物や食べ物は、おなかを冷やしおなかの調子を悪くすることに繋がるので、極力摂取しないようにしましょう。

外出中に飲み物を買うとどうしても冷たいものを選んでしまいがちですが、出来れば暖かい飲み物や常温の飲み物を選ぶようにしましょう。

カフェイン

カフェインに対する効果・効能については諸説あり、今でも「コーヒーは健康に良い」という話が出たかと思えば「コーヒーは体に悪い」という話もでたりします。

実際体に良いか悪いかは2017年時点でははっきりとしていませんが、カフェインによって体調を崩す方もいるという研究結果もあります。


もしコーヒーを飲んだ後や毎日コーヒーを飲んでいて体調不良を実感している方は、試しに1か月ほどコーヒーやお茶などカフェインを含む飲み物を摂取するのをやめてみてください。

カフェインの摂取をやめて体調が回復してきたら、カフェインが体調不良の原因だったという可能性があります。

まとめ

ここまでお話してきたように、体に悪影響を与える食品は実は身近にたくさん存在するのです。

牛乳やうどん、パン、冷たい清涼飲料水などなど・・・


栄養療法の基本的な考え方は「不足している栄養素をサプリメントなどで補う」という考え方ですが、それだけではなく「体に悪影響を与える食品を摂取しないようにする」というのも非常に大事なことです。


どんなに良い栄養素を摂取しても、カゼインやイースト菌・冷たい飲み物を摂取しておなかを壊していたら栄養の吸収率は半減してしまい効果は薄くなってしまいます。

また、疲労感を改善するためにタウリンやタンパク質などを積極的に摂取しても、疲労感を引き起こすグルテンや甘いものを摂取していては意味がありません。



このように、

・不足している栄養素をサプリメントなどで補う
・体に悪影響を与える食品を摂取しないようにする


この2つをきちんと行ってこそ、栄養療法の効果が実感できるようになってきます。


この2つを守って栄養療法を実行していき、うつ病の症状を改善していきましょう!


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