うつ病のひとでもそうでない人でも、どうしても「やる気が出ない」「面倒で仕方ない」「やるべきことが出来なくて困っている」という人がいたらぜひ読んでほしい本があります。

それが
「脳が教える一つの習慣」
です。


私は、これ以上に素晴らしい「やる気を出す本」を知りません。

人生を変えることが出来る本との再会

2017年6月現在の私は、非常に切羽詰まっていました。


栄養療法や薬物療法など、このブログの記事に書かれているたくさんのことを試しながらうつ病の症状と闘い続けていました。

しかし、どうしても金銭的(経済的)な問題でバイトを増やさざるをえず、その増やしたバイトのせいで疲労が溜まり「何もしたくない・・・」という状態が続いてしまっていました。


(お金の問題さえなければうつ病の治療に専念できるのに・・・)

と思いながら過ごしていました。


しかし、やるべきことは一向に溜まっていくばかりです。

未だにマイナンバーカードの申請を先送りにしたままですし、経済的に厳しいのですから奨学金の減税の申し込みなどもするべきなのですが先送りにしています。

髪だって長いこと切っておらずボサボサになってしまっているので切りにいかなければいけません。

バイトはもちろん、自営業としての記事作成の仕事もしなければ苦しい状況は改善されません。


でも、出来ない。


やらなければいけないことに、押しつぶされてしまいそうでした。


普通の人から見たら
「そんなこと一つずつやっていけばいいじゃん」
と思われると思います。

実際その通りですが、それでもどうしてもやる気が出ないのです。

バイトの疲れなどもあると思いますし、一言でいってしまえば「うつ病だから」といってしまえばそれまでです。


でも「うつ病だから」で済ますのはもっと嫌でした。

とはいえ、未来に向かって何かをするということがなかなかできない絶望的な状況でした。

「脳が教える一つの習慣」が私を救ってくれた


私にとっては「詰んでる」ような状況を過ごしていたわけですが、そんなとき(初心に戻ろう)と思い一つの本を取りました。


それが「脳が教える!一つの習慣」でした。


昔に読んだときにやる気を出すために非常に良い本だということはわかっていたのですが、本の内容を忘れてしまっていたからです。

この本を読めば再びやる気が取り戻せるかもしれない。

そう思ってこの本を手に取ったのですが、やはり大正解でした。


絶望に押しつぶされ、未来に希望が持てない状況だったところに、まさに光がさして未来への道筋が開けるようでした。


この本に書かれている「小さな問題」を解決するために「小さな質問」を自分に投げかけ続けた結果、バイトの状況を改善することによりうつ病の症状が悪化している状況を改善できたのです。


ということで、この「脳が教える一つの習慣」はどういった本なのかということについて解説していきたいと思います。

「脳が教える一つの習慣」の概要

「脳が教える一つの習慣」について一言でいえば、
『大きな問題は脳の抵抗や危険信号を出さない小さいことから解決していく』
という方法を解説している本と言えます。

私たちは「変わりたい」と思ったときに「大革命(改革)」を起こそうとしますが、それが実は逆効果である、というのがこの本から学べる一番大きなポイントと言えます。

「やったほうがいいこと」が出来ないのはなぜ?

例えば、どうして私たちは「良い習慣」や「やったほうがいいこと」が出来なかったり継続できなかったりするのでしょうか?


その答えがこの「脳が教える一つの習慣」に書かれているわけですが、タイトルに書かれているとおり「脳の仕組み」がとても重要になってきます。

まずは脳の仕組みを知らなければ見当違いの方向に努力してしまうわけです。


たとえば、新しいことを始める際には『脳の抵抗』について知っておく必要があります。

『脳の抵抗』を迂回しなければ、何をやってもうまくいかないのは当然なのです。


脳は変化を嫌います。


例えば「1日1時間毎日勉強しよう!」と今までの自分から大改革を起こそうとします。

すると、脳はその日常からの変化に対して危機警報を発令します。


脳にとって「変化=危機」なのです。


脳が変化したくないと思っているのに「頑張ろう」といくら自分を煽ってやる気を出そうとしても、脳に逆らっていてはやる気が出るはずもないのです。


脳が抵抗を起こしたら、それはもうやる気や意志では捻じ曲げることが出来ないのです。

「大きな変化=脳の抵抗」を回避するには?

逆に言えば、『脳の抵抗』が発動しないようにするにはどうしたらいいのかといえば、
「脳が気づかないような限りなく小さな変化」
を起こせばそれは成功します。


例えば、一流と呼ばれる人生をうまく過ごしている人は、たくさんの仕事をこなしながらも「たいしたことはやっていません」といいます。

それは無意識のうちに脳の拒否反応を回避する方法を行っているからだと思います。

まるで歯磨きをするかのように勉強や仕事をしてスキルアップを着実に行っていくのです。


また、人生をうまく生きている方にはもう一つの特徴があります。

それは
「脳は質問を好む」
という脳の特徴をうまく利用していることです。


挫折してしまう人の多くが
「時間がない」
「疲れてやる気が出ない」
というような「できない現状」にばかり注目します。

一方でうまく行く人は
「どうしたらこの忙しい中でも出来るようになるだろうか?」
といったように自分に質問を問いかけています。


これも脳科学的に言えば「大脳皮質は質問を好む」という性質をうまく利用していると言えます。

脳は質問を投げかけることで「目覚める」のです。

本当に変わりたいなら脳の仕組みを理解しよう!

このように、本当に変わりたいなら脳の仕組みをまず知る必要があります。


今の私でいえば、人生を変えたくて、うつ病を治したくて、お金を稼げるようになりたくて、『大きな変化=大改革』を知らず知らずのうちに望んでいたわけです。

徐々に減っていく貯金額や、毎日溜まっていく疲労感に焦っていたのもありますが、これはまさに
『脳の抵抗(変化=危機)』
を引き起こしていて、脳の仕組みに逆らっていたためにやる気が出なかったわけです。


明らかにオーバーワークをしているのに無理をしつづけ、その状態で「バイトが終わった後に1時間記事を書こう」とか「バイトの時間も増やさないとお金が足りないから頑張らなければいけない」という『大改革』を起こそうとしていたのでうまくいく訳がなかったのです。


改めてこのことに気づけただけでもこの本を読み直して良かったです。


こんな私のように、見当違いの方向に努力してしまって挫折してしまっている人はたくさんいると思います。

うつ病の人も、おそらくそういった脳の仕組みを知らないことで無気力状態に陥ってしまっている人もたくさんいると思います。

もちろん、うつ病じゃない人だってそうでdす。


単純に「脳の仕組み」を知っているか、知らないか。

それだけで行動できるか出来ないかが大きく違ってくるのです。


長くなりましたのでとりあえずここまでにしておきます。