前回の記事で、ギャンブル中毒(依存症)から抜け出すには「物理的遮断」、つまりギャンブルに使うお金を使えない状態にすることがなにより重要というお話をしました。

前回記事:>>ギャンブル中毒(依存症)を克服するための3つの重要ポイント【前編】


この「物理的遮断」さえ行ってしまえば、実際にギャンブルをするという行動自体を起こすことが難しくなるので半分以上解決したようなものです。


とはいえ、ギャンブルをするのが面倒な状態に持っていったとはいえ、それでもいざとなったらお金をなんとかしてでも引き落としてギャンブルをしてしまうかもしれません。


簡単にはお金を使えない状態の今のうちに、ギャンブル中毒の危険性、そして再度ギャンブル中毒に陥らないようにするにはどうしたらいいのかなどについて落ち着いて考えてみましょう。

ギャンブル中毒から抜け出す方法その2「危険性を再認識する」

ここではっきりと宣言しておきます。

ギャンブルの中毒性は麻薬と同レベルです!!


これは比喩でもなんでも無く、
■覚せい剤を使用した場合のドーパミンの増加量が約2.3倍
なのに対し、
■ギャンブルによるドーパミンの増加が約2.0倍
と、覚せい剤とギャンブルはほぼ同レベルの中毒性があるのです。


麻薬の危険性はみなさんご存知ですよね?

麻薬を使用した人がどんな悲惨な人生を送るのか、別人のように廃人になってしまうのかなどは学校や書籍、テレビなどで習ったり知識にしていたりすると思います。


しかし、麻薬と同じぐらいの中毒性があるギャンブルも同様に悲惨な人生を送る羽目になるかもしれないのに、それを意識している人が非常に少ないのも問題です。(すでに今が悲惨な状況になっているという人も少なくないでしょう)

麻薬と同じぐらい危険なギャンブル

麻薬とギャンブルでは脳に与えるダメージなどはいろいろと違いますが、「中毒性」という点では全く同じです。

さきほど、麻薬もギャンブルも「ドーパミンが過剰に増加する」というお話をしました。

ドーパミンの過剰な増加の問題点として、
「ドーパミンを出す行為のことしか考えられなくなる」
というのが一つ上げられます。


つまり、
「ギャンブルのことしか考えられない」
「ギャンブルがしたくてしたくてたまらない」
「ギャンブル以外のことがどうでもよくなってくる」

という状況になるわけですね。


なぜこうなるのかというと、素晴らしい快感を生み出すドーパミンを求めるためにギャンブルがしたくなるわけです。

しかし、ドーパミンにはどんどん効きづらくなるという性質があるため、より強い刺激を求めるためにギャンブルに使う額も大きくなっていきますし、ギャンブルをする時間も増えていきます。

このようにドーパミンの性質によってギャンブルにのめり込んでしまうわけです。


さらに、ドーパミンの反応が低下することにより

・記憶力の低下
・集中力の低下
・意欲の低下
・生活全般の喜びの低下


などの症状も起こります。

まさに先ほど例に出した
「ギャンブルのことしか考えられない、それ以外はどうでもいい」
といったような状況に陥ってしまうわけです。

ギャンブルは実際に脳にもダメージを与える

さらに危険なのが、麻薬と同様に、ギャンブルも脳に損傷を与えるということがわかっています!

コカイン・ヘロインの麻薬中毒の患者の脳と、ギャンブル中毒の脳への損傷(神経線維の損傷)が同様の所見だったという研究結果があります。

ギャンブルも麻薬も脳へダメージを与えていて、その人の生活レベルを著しく低下させます。

ギャンブル≒麻薬と言っても過言ではない

このように、ギャンブルを行うということは下記のデメリットが生じます。

■一度でも手を出したらやめられなくなる
※意志の強さなどは関係なく、その日はもちろん長期的にもやめられなくなる
■時間・お金・機会など様々なものを失う
■脳にも深刻なダメージを与えてまさに中毒になってしまう


これはもうギャンブル≒麻薬といっても全く過言ではないでしょう!


ギャンブルはこのように麻薬と同じように非常に怖いものということがお分かりいただけたでしょうか。

このページを読んでいる時点で、おそらく体験としては経験していると思いますが、認識が甘いが故に、またドーパミンを求める力が強いあまりにギャンブル中毒からなかなか抜け出せなくなってしまっているのだと思います。


ここまで、
「物理的遮断」
「危険性の再認識」

が重要だというお話をしてきました。

何度も言っていますが、基本的には物理的遮断が出来ていれば大丈夫です。

あとは、今回の危険性の再認識と、次回の記事で詳細をお話しの内容を実践していくことで再発はより防げるようになるはずです。