ここまでギャンブル中毒(ギャンブル依存症)を治すためには3つの重要なポイントがあるとして、

1.物理的遮断(ギャンブルに使えるお金を封印する)
2.危険性の再認識


といったポイントについてお話してきました。


では、最後のポイントについてお話ししたいと思います。

ギャンブル依存から抜け出す3つの方法について

本題に入る前に、少しだけお話しをしたいと思います。

ギャンブル依存から抜け出す3つの方法について「マンガで分かる心療内科 依存症編」でこのように書かれています。


一つ目が、精神論。

ここで言う精神論とは、気合や根性でなんとかしようということですが、これは最も良くない方法と言われています。


言うまでもなく、気合や根性で依存症がなんとかなるのなら、そもそも依存症にはならないです。

たとえ「ギャンブルを辞めよう!」と決心しても実際に辞められる人はかなり少ないように非常に脆いです。

また、時間と共に再開してしまう確率も高まっていきます。


二つ目が、物理的遮断。

物理的遮断については前々回の記事で話したように、物理的にできないようにしてしまう方法です。


物理的遮断をすればギャンブルから離れることができ、冷静になる時間も増えるのですが、ただ、それでも「ギャンブルがしたい・・・!」という気持ちが襲ってくるものです。


そもそも依存症は「ギャンブルがしたい」という欲求そのものがなくなって、はじめて依存をやめられたと言えます。

物理的遮断を行っていても、ギャンブルがしたくて苦しんでいるうちはやはり依存症なのです。


そしてその「ギャンブルがしたい!」という欲求を減らす最良の手段があります。

それが、三つ目の「真実」です。

つまり「知ること」です。



前回の記事でも「ギャンブルは麻薬と同じように危険」というお話をしましたが、これも真実を知ることの一つです。

そして、今回の記事ではさらに詳しくそのことについてお話をしたいと思います。

ギャンブルでストレス発散は気のせい?!

ギャンブルをすることが
「ストレスを発散させているんだ!」
「気分転換のためにやっているんだ!」

と言っている人がいますが、それが気のせいだという真実に気づいていただきたいです。


そのためにとてもわかりやすい画像があるのでこちらを参考にしてみてください。


正直説明するよりこの画像を見ていただくのが一番わかりやすいと思ったので、マンガでわかる心療内科から直接画像をお借りしました。


この画像では「酒やタバコ」が例にあがっていますが、これはギャンブルも全く同じです。

ギャンブルによってストレスを発散させている!というのは気のせいで、実はギャンブルをしないときのストレスが減っただけで余計にストレスを抱えるようになっているのです!

ギャンブルしか楽しみがない!という考えも危険!

また、同様に
「ギャンブルこそが生きがいなんだ!これなしなんて考えられない!」
という人もいますが、それこそが依存症の最大の危険を孕んだ考え方ということにも気づいていただきたいです。


失楽園仮説と呼ばれていますが、要するに
「日常での生活の喜びが失われて行ってしまい、ギャンブルのことしか考えられなくなる」
という非常に悲しい状態になってしまう、ということです。


それでも!どうしてもギャンブルがしたい気持ちが抑えられない!

それでも、どうしてもギャンブルがしたくてしたくて堪らない、という時は次のことを心がける、もしくはギャンブルがしたくなったときにここを読んでみてください。

ヤケにならない

「もう手遅れなぐらい負けてしまったんだ・・・!だからこそ取り戻すためにギャンブルをしないと・・・!」
といったようにヤケになるのだけはやめてください!

ヤケになりたくなる気持ちはわかりますが、とても最悪な選択肢の一つを選んでいることに気づいてください。

麻薬をやめるストレスのために、麻薬で発散したりはしないですよね?

言い訳(やる理由作り)をしない

そして
「これが最後!」
「この1万円だけ!」
「気分転換(ストレス発散)のためだから!」
といったように、様々な言い訳をしたり考えたりするのをやめてください!


その
「ちょっとだけ」
の思考がどれだけ危険か、思い出してください!

「ちょっとだけ」で麻薬に手を出してしまうと大変なことになりますよね?

今あなたはそれと同じようなことをしていることに気づいてください。


また、気分転換やストレス発散なら、ほかにいくらでも違う方法がありますよね?

音楽を聴くでも散歩するでもいいんです。

確かに刺激は少ないかもしれませんが、それでも麻薬に手を出してはいけないんです!

今こそ辞めるとき

大切なのは「いつでもやめれば元に戻れる」と考えず、だからこそ今すぐにやめること!

明日やめるよりも今日やめたほうが一日でもダメージは少なくなります!


この場合のダメージというのは金銭的な問題ではありません。

麻薬のごとくドーパミンを出すギャンブルという依存症による、

・幸せを感じづらくなる
・無気力になる
・ギャンブル以外のことが考えられず生活が疎かになる
・ほかのことができたはずの時間や機会すら失う
・さらにヤケクソになってしまう


といったような様々な危険なダメージのことを指しています。

「『一度だけ』堪えてみる」

前置きがとても長くなりましたが、ギャンブル中毒を治すための重要な3つ目のポイント、それが
「一度だけ堪えてみる」
ことです。


一度だけ。

たった一度だけでいいんです。


一回堪えることができれば、それは今までのあなたとは違ってきているということです。

その一回が大きな自信にも繋がるかもしれません。


たった一回のタバコが、ずっとタバコを吸ってしまう始まりとなるように、その逆にたった一回堪えることが今後ずっと耐えられる始まりとなるかもしれません。


また、科学的に言っても一回耐えることによってドーパミンの異常な分泌が少しずつでも改善してくるはずです。