うつ病を大きく悪化させる、一番やってはいけないことにようやく気付けたので紹介します。


私は「栄養療法」「早寝早起き」「運動」といううつ病対策をすべてやってきて、順調に回復しているところでした。

しかし、とあることをやったところ、尋常じゃない疲労感と落ち込み、かなり強めの自殺願望が起きて、これはやってはいけないことなんだということに気づけました。


そのとあることとは、
「考えすぎる(悩みすぎる)」
ことです。

正確に言うと「答えが簡単には出ないことについて延々とぐるぐるループ思考をしてしまう」ことはいけない、です。

うつ病を患っているのに「考えすぎる」とどうなるか

まず、私がなぜ「考えすぎる」状態になってしまったのか簡単に説明していきます。

例:私が考えすぎてしまう状況になるまで

今現在、私は就職活動中で働く場所を探していました。

金銭的事情で、どうしても働かなければいけなかったからです。

働かなくても済む方法を色々と探してみたのですが、例えば生活保護なども視野にいれたのですが、残念ながらそう簡単に国からお金をもらうことは出来ないみたいだったので、嫌々ながらも仕事を探しました。


そして、地元で良さそうな会社を見つけたので応募しました。

面接をしてくれた社長はとても良さそうな人で、労働条件も悪くありません。

通勤時間がややかかること、夜勤もあるということ、社会保険は任意加入など、少々嫌なところはありましたが、トータルで見れば良い条件だと思いました。

面接も無事合格して、あとは働くことを決意するだけでした。


しかし。

「本当にここで良いのか?」
「もっと良いところがあるんじゃないのか?」
「本当に通勤時間や夜勤に耐えられるのか?」
「うつ病を治すことが第一なのだから、もっと簡単そうで辛くなさそうな職場を選んだほうがいいのでは?」

などと、延々と、それこそ一日中考え、夜になって寝ようとしてもなかなか眠れませんでした。


この時点でかなり疲労していたのですが、決定的なのは翌日でした。

悩みを解決するために認知行動療法の本を読み、地獄の苦しみを味わう

「このままぐるぐる同じことを考えていても仕方ない、考えを整理するために認知療法の本を読んで学んで、それから考えよう」
と思い、認知療法の本を読むことにしました。


そして「マンガでやさしくわかる認知行動療法」という本を読み進めていくのですが・・・どんどん辛くなっていきます。

他の栄養療法などの本を読んでもこういったことは起きないのに、その本を読んでいるときは体調がどんどん悪くなっていきました。

「ストレスと正面から長時間向き合って考えた」というのも大きな原因の一つだと思います。


それでも「ストレスときちんと向き合わないともっと辛くなる、栄養療法などをやってきた今なら頑張れる」と考え、なんとか読み進めていきました。


これが大きな間違いでした。


途中まで読んで、限界が来ました。

頭が暴走しているのがよくわかり、尋常じゃない疲労感が全身を覆っていました。

ネガティブな思考が頭の中を駆け巡り、「死にたい」という思いが今までの比じゃないほど襲ってきました。


「このままじゃまずい」と思い、気分を変えようと外に出かけるのですが、足に力が入りませんでした。

比喩とかではなく、正に「歩くのが精いっぱい」という状態になってしまっていました。


おそらく、ここまで症状が酷く出たのは過去にも数回しかないと思います。


本当にヤバかったです。


そして思いました。

「どうして!?栄養療法とか早寝早起きとか毎日の運動をしているのに、やっぱりダメなのか!?」

「・・・違う、今までやってきた行動のおかげで、少しずつだけど良くなってきていたのは間違いない。」

「理論的にも正しいし、これで回復している人たちもたくさんいるというデータもあるんだ」


「考えてみれば、ブログで愚痴を書くときは、決まって『仕事』や『対人関係』について考えているときだ。」

「つまりストレスと向き合って、簡単には答えの出ないことを延々とぐるぐると考えているときだ」


「そうか、『考えすぎ(悩みすぎ)』がいけなかったんだ」


ストレスを向き合うといっても、栄養療法の本や運動とうつ病に関する本を読んでいた時は、このように症状がひどくなることはありませんでした。

なぜなら、「答えが書いてある」からだと思います。

「こうすれば良くなっていく」という理論とデータがあり、読んだ後は希望に満ち溢れて高揚するぐらいでした。


なぜ「認知行動療法」がダメだったかというと「ストレスと真正面から向き合う」という点と「自分で考える必要がある=明確な答えが無い」からだと思います。

うつ病がひどい場合は認知療法はやらないほうがいいかもしれない

そもそも、認知行動療法の本のレビューなどにも
「うつ病がひどいときは認知行動療法はやらないほうがいい」
と書かれていました。

それを無視してやってしまったのが今回の異常な症状を引き起こしたのだと思います。


そしてもう一つ。

「一人でやったのがいけない」と思いました。


認知行動療法は、
・うつ病がひどい人、もしくは疲れているときにはやらない。
・一人では難しいので専門家と一緒に行ったほうがいい

と思いました。

認知行動療法については、正直あまり知識がないのですが、少なくとも疲れているときに一人で上手く考えがまとまらないような状態でやってしまうと、「考えすぎ」や「悩みすぎ」の状態になってしまいます。


「考えすぎ」や「悩みすぎ」がうつ病を悪化させるのは間違いないと思います。

「栄養療法」「早寝早起き」「毎日の運動」をしっかりとしていて、回復途中だった私でさえこうなってしまうのですから。


以上のように、認知行動療法をやる場合は、注意が必要です。

認知行動療法を否定しているわけではない

ここまで「認知行動療法が地獄の苦しみを生み出した」といってきました。

誤解の無いように言っておきますが、私は認知行動療法を否定しているわけではありません。


むしろ、認知療法や自己啓発本によって救われたという経験は何度もあり、そういった本には感謝しています。

また、精神療法などは即効性があるので「苦しい、今すぐどうにかしたい」というときにはとても良いツールになると思っています。



ただ、先述したとおり、一人で上手く考えられずに長時間『考えすぎる』というのは非常に危険なことなので注意が必要です。


もし認知療法などをする場合は、可能であればカウンセラーや精神科医などの力を借りて、一人でやらないようにしたほうがいいと思います。

一人でやる場合でも、「つらくなったらすぐ止める」「30分以上はやらない」など、考えすぎや悩みすぎのループに陥らないようにするべきだと思います。


認知療法や自己啓発本によって救われている人もたくさんいますし、私もそうです。

・一人でやらない
・辛くなったらすぐ止める

などの注意点を守ってやれば、効果はあると思います。


とにかく、繰り返しになりますが今回私は「考えすぎた(悩みすぎた)」せいで、地獄の苦しみを味わうことになりました。

うつ病や、精神的に疲れている方は「考えすぎ」や「悩みすぎ」などの「ぐるぐるループ思考」には気を付けるようにしてください。

追記

最近になって、一人でやっても大丈夫と思える認知行動療法の本を見つけました。

その本では非常に簡単な認知行動療法のやり方が書いてあり、それを行った結果大分うつ病の症状が和らいでいくのを実感できました。


その認知行動療法のやり方については下記の記事を参考にしてみてください。

参考記事:【不安や緊張を和らげる方法】簡単にできる認知行動療法とは?