私たちの誰もが、人生で苦しみや悲しみを経験している。
悲しみはごく当たり前の感情だけど、悲しみや不幸にくよくよといつまでもこだわっていたら、自分をダメにしてしまうだろう。


辛い気持ちや感情は、誰にでもあり、ごく普通なことです。

しかし、その感情を抱え続けることは自分をダメにしていくことです。


とても大切なことなので、何度でも言います。

自分を哀れむことは、自分をダメにすること、です。

自分を哀れむ習慣が引き起こすデメリット

「自分はうつ病だから・・・」
「なんでこんな目に会わなきゃいけないの」
「私以上にストレスが多い人はいないだろう」



こうやって自分を哀れみたい気持ちはよくわかります。

辛い、と思うのは当たり前のことであり、ある意味「心地よい」ことでもあります。

自分の不幸を呪っていれば、重要な問題から逃げることへの言い訳にもなるからです。


しかし、それではいつまでたっても問題は解決しないのです。


なぜ自分を哀れむことがいけないのか。

ある程度はわかっていることかもしれませんが、改めてそのデメリットを整理していきましょう。

自分を哀れむことのデメリット一覧

■時間を無駄にしてしまう
「辛い」「死にたい」と思うことは、エネルギーを非常に消費してしまいます。
状況や問題の解決へのエネルギーになるわけではありません。

■ネガティブの負のループに陥る
「自分を哀れむ」といった負の感情に囚われていると、ネガティブな感情はさらに強くなり、どんどん悩みやストレスが深くなっていくという負のループに陥ってしまいます。

■良いこともある、ということに気づけなくなる
「自分の人生は辛いことばかりだ」と思う気持ちはよくわかりますが、実際は楽しいことや嬉しいことだってあるはずなんです。そして、それらの良い感情は、うつ病の症状の改善などに大きな影響を与える大切な感情です。自分を哀れんでいると「良いこともある」ということに気づけなくなってしまいます。

■被害者意識や愚痴を、毎日のように言っていては人から好かれない
たまに愚痴をこぼすのはいいと思いますが、毎日のように愚痴を言っていたら他人からも嫌われてしまいます。被害者意識が強い人を好きになれるでしょうか?



このように、自分を哀れんでいても良いことはありません。

特に、この中でも一番の問題は
『状況や問題を解決するエネルギーにはまったくならない』
という点です。

悩みを解決するためには、自分を哀れむ習慣を改善していく必要があるのです。


では、どうしたら「自分を哀れむ習慣」を止めることが出来るのでしょうか。

自分を哀れむ習慣をやめる

自分を哀れむ感情を和らげるには、自分を哀れむ行動を改め、自分を哀れむ思考に浸るのをやめなくてはいけない。


いつまでもクヨクヨ悩んでいてストレスを抱えていては問題は解決していきません。

感情を変えるには、『行動』するということがとても大切になってきます。

『行動』というより『気分転換』といったほうがいいかもしれません。


悩みやすい人は、大抵の場合『気分転換』が下手という傾向があります。

特に、機能不全家族で育ってきた家庭だと、気分転換が下手になってしまう傾向があります。

参考リンク:>>【機能不全家族】うつ病を引き起こすかもしれない育て方とは?


親から「いつまでもクヨクヨしないで外で遊んで来たら?」と言ってもらえた経験が無かったりすると、そもそも気分転換をする、という発想が浮かばなくても仕方ないかもしれません。

自分を哀れむ習慣をやめて行動する

さて、ではどうやって気分転換をしていけばいいのでしょうか?

気分転換にオススメな行動は
・悩みや思いをとにかくすべて書き出す
・部屋の掃除
・散歩や買い物に出かける

です。


まず、「自分が今考えていることを全て書き出す」というのは非常に効果的で、私も良くやっています。

悩んでいるときと言うのは、思考がこんがらがっているときが多いので、今考えていることをとにかく書き出すことで、思考を整理することができます。

ブログやメモ帳・ノートなどなんでもいいので、自分が考えていることをとにかくすべて書き出してみてください。


この方法は有名ですが、バカにされがちです。

私も最初は「そんなことをやっても意味がない」と思っていたのですが、実際にやってみると気分がかなりスッキリすることを実感して、それからこの書き出すという習慣を身に付けることができました。

こればかりは、実際にやってみてもらわないと効果を実感できないと思います。


次に、部屋の掃除です。

部屋で悩んでいるときに、とにかく行動を起こすとしたら部屋の掃除が一番良いと思います。

部屋の掃除をすることで無心になることが出来ますし、部屋がちらかっていると気持ちが落ち着かないという問題も解決出来るのでオススメの方法です。


散歩や買い物に出かけるのも効果的です。

部屋にこもっていては、なかなか感情を切り替えるというのは難しいものです。

とにかく外に出てみる、というのもいいと思います。


ここでは3つの気分転換の方法を紹介しましたが、自分に合う合わないはあると思いますので、これ以外の方法でもいいので、自分を哀れむ気持ちを和らげられる方法を色々と試してみてください。

自分を哀れむ思考を和らげるには

次は、自分を哀れむ思考を和らげる「考え方」について考えてみましょう。

一番オススメの方法は、
「友人や家族など大切な人が、自分と同じ悩みを抱えていたらどのようにアドバイスするか?」
ということについて考えてみることです。


人は、自分を励ますのが下手でも他人を励ますのは得意なものです。

「君は最悪な状況だね、もうどうしようもないよ」
なんて言うでしょうか?

きっと、
「なんとかなる方法がきっと見つかるよ!」
などと励ましてあげると思います。


このように、他人に優しい言葉をかけてあげるように、自分にも優しいアドバイスをしてあげるようにしてみましょう。

前回記事:メンタルが強い人がやめた13の習慣から学ぶ「やめる」ことの重要性