「人の目をいつも気にしていて、他人のちょっとした言動にひどく傷ついてしまい、いつまでも忘れられずにくよくよしてしまう・・・」

こういった他人の発言や他人の目を過敏に気にしてしまう人や、傷つきやすく神経質で情緒不安定な性格な人がいます。


正に私のことなのですが・・・^^;


こういったストレスに弱い敏感タイプな人は、とある栄養素が不足している可能性が高いです。

その栄養素とは「ビタミンB6」「亜鉛」「ナイアシン」です。


なぜこれらの栄養素が不足すると敏感な性格になってしまうのかについて説明していきます。

敏感な性格の人はストレスに弱くうつ病になりやすい

栄養素の話をする前に、敏感な性格についてお話しします。


言うまでもないことかもしれませんが、他人の言動や態度ばかり気にしていると、ストレスが溜まりやすいです。


例えば、SNSなどで、相手が誰に向かって言っているのかわからない適当に発言した内容でも「私のことを言っているに違いない・・・」などと疑心暗鬼になってしまったりします。

他人に褒めてもらったときに「なにか裏があるに違いない・・・」とか「表面上そう言っているだけで心の中ではバカにしているんだ・・・」などと勘ぐってしまったりしてしまいます。


このように、常に人のことを気にしているので、ストレスが溜まり異常に疲れてしまいます。


ストレスが溜まっていくと、さらにストレスに弱くなり、本当にちょっとしたことでも傷つきやすくなってしまいます。

例えば、相手からすればちょっとしたジョークでも「私のことを心底バカにしているんだ、やっぱ私はダメなんだ」となったり、ちょっと喧嘩っぽい感じになっても「私のせいだ、私が悪い、どうしよう・・・!」といった具合に深刻に悩んでしまいます。

しかも、忘れることが出来ずに一日中そういったことばかり考えてしまうので、まともな一日を過ごすことすら困難になってしまいます。


このように、敏感タイプの人は常に他人の目や発言を気にしていて、いちいち過剰に反応してしまい、社会に出るとストレスだらけで疲弊してしまいます。

このような人たちはストレスの解消が下手な人も多いので、さらにストレスが溜まっていってしまう悪循環に陥り、やがてうつ病を発症してしまうのです。

人の目を気にしない人もいる

他人の言動や態度をとても気にしてしまう人がいる一方で、人の目なんか気にせず好きなように生きるという人もいます。


「人の目なんか気にしない!」というタイプの人は、自分の発言が他人にどう思われるかもあまり気にしないので、好きなことを気にせず発言していきます。

その発言が失礼なことだったりしても、本人は気にせず明るいので、周りも「こいつは正直でいいやつだ」と思ったりします。


それを敏感タイプの人は「あいつはなんて失礼なことを言うんだ・・・好きになれない」とは思うのですが、なぜか好かれるのは人の目を気にしない方のタイプだったりします。

「私はちゃんと失礼の内容に発言や態度に気を使っているのに、なんであいつばかりが好かれるんだ・・・?」
と、どんどん精神的な疲れが増すばかりです。

栄養不足がストレスに弱く敏感な性格を引き起こしていた

敏感な性格の人は、「なんで自分はこんなに他人を気にしてしまうのだろう」と悩んでしまいます。

そこで、心理学の本や自己啓発本などを読んで、自分を変えようとした人も多いと思います。

最近ではアドラー心理学の「嫌われる勇気」などが有名ですね。


しかし、そういった本を読んで思考や考え方を変えようとしても、うまく行かずに挫折してしまった人もまた多いと思います。


なぜ、考え方を変えようとしてもうまくいかないのか?

なぜ、人の目を気にする人がいる一方で、人の目なんか気にしない人がいるのか?



その答えは「栄養不足」です。


もちろん、トラウマや幼少期の体験、考え方や性格の問題などもあるかもしれませんが、一番の大きな要因は「栄養不足」の可能性が高いです


その栄養とは、具体的に言うと「ビタミンB6」「ナイアシン」「亜鉛」です。

これらの栄養が不足すると、神経質で他人の言動を気にしてしまう敏感な性格になってしまうのです。


それぞれの栄養素が不足するとどうなってしまうのか説明していきます。

ビタミンB6の効果・効能

ビタミンB6は、精神に大きな影響を与える神経伝達物質「セロトニン」「ドーパミン」「ノルアドレナリン」そして「GABA(γ-アミノ酪酸)」の合成に欠かせない栄養素です。

また、ビタミンB6は遺伝子の合成や細胞の増殖やつくりかえ、ヘモグロビンの合成にも関わっており、ビタミンの中でも精神面への影響に特に重要な働きがあります。


セロトニンが不足すると鬱になるというのは有名ですね。

セロトニンの不足により心が不安定になり強い不安感などを引き起こしたりストレスに弱くなったりします。


GABA(ギャバ)は、脳の興奮を沈めます役割があり、GABAが不足することで不安やイライラ、恐怖などが起きます。

GABA入りのお菓子なども最近はよく売っていますよね。

※GABAは食べ物から直接摂取(経口摂取)しようとしても効果がないと言われているので注意が必要です。


ビタミンB6が不足することで、セロトニンやGABAなど精神安定に必要な要素が合成されず、心の不安定を生み出すというわけです。


ビタミンB6が不足しているかどうかをチェックするには、下記のチェックリストを参考にしてみてください

・皮膚のトラブルが多い(口内炎や皮膚炎など)
・手足にしびれがあったりけいれんが起きたりする
・眠気が強く、不眠がちである
・食欲がなく、倦怠感がある


こういった症状があらわれている場合、ビタミンB6が欠乏している可能性があります。

亜鉛の効果・効能

亜鉛は、約300種類の酵素の働きを補助し、タンパク質の合成、ホルモンの分泌調整などに関与しています。

また、亜鉛は神経細胞の通り道の「神経線維」に多く含まれており、カルシウムなどのミネラルとともに、情報の伝達に重要な働きをします。


さらに亜鉛は、うつに良く似た症状が現れる低血糖症とも関りがあります。

亜鉛は血糖値を抑えるインスリンの分泌の調整する働きがあるためで、インスリンの分泌が乱れると低血糖症の症状が現れます。


亜鉛が不足すると、
・心が不安定
・強い不安
・イライラ
・疲労感

といった症状があらわれやすくなります。

また、身体面でも次のような症状が現れやすくなります。
・風邪を引きやすい
・傷が治りにくい
・肌が乾燥しやすく荒れやすい
・食欲がない、味覚が落ちた
・抜け毛が増えた
・性欲が落ちた


上記のような症状が見れれる場合、亜鉛欠乏の可能性が高いです。

ナイアシンの効果・効能

ナイアシンもビタミンB6同様、セロトニンなどの神経伝達物質の合成に必要な栄養素です。

詳しくはナイアシンのページがありますので、そちらを参照してみてください。

栄養不足が脳(精神)に必要な栄養不足につながる

このように、ビタミンB6や亜鉛、ナイアシンが不足すると、精神の安定に必要な栄養素が不足してしまったり、神経の伝達に必要な栄養素が不足してしまったりしてしまい、精神的に不安定となってしまいます。

栄養不足により、他人の言動や目を異常に気にしてしまう敏感で神経質な「性格」になってしまうことがあるのです。


感情や思考などは脳で処理が行われているということを考えると、栄養不足が性格の成形に大きく影響するというのも不思議ではないですよね。


栄養不足が敏感な性格を生み出すのなら、その不足している栄養素を補い、脳を正常に戻していく必要があります。


では、不足した栄養を補うにはどのような食事をすればいいのか、一日にどれぐらいの量の栄養素を摂取すればいいのかなどについて次のページで詳しくお話しいたします。

次回記事:ビタミンB6・亜鉛・ナイアシンの不足を補うには