前回のページで、敏感な性格はビタミンB6、亜鉛、ナイアシンが不足することにより引き起こされるというお話しをしました。

>>敏感な性格の改善方法【人の目を気にする、ストレスに弱いなど】


では、これらの栄養素を取るための食事方法、一日の必要摂取量などはどれぐらいか、といったことについてお話ししていきたいと思います。


敏感な性格を治すのに必要な食事、栄養の摂取量は?

まず、ビタミンB6ですが、これは不足しにくい栄養素と言われています。

・肉類
・魚介類
・大豆製品
・穀類

などに多く含まれていますし、腸内でも生成されます。

しかし、食生活が乱れていたり、ダイエットなどで偏食をしていたりすると、欠乏する可能性が出てきます。


次に亜鉛ですが、こちらは欠乏しやすい栄養素と言われているので注意が必要です。

・カキ
・うなぎ
・牛肉
・レバー
・卵
・大豆

などに多く含まれてはいるのですが、吸収率が非常に低いのです。

亜鉛が欠乏している人は非常に多いとも言われています。


また、ビタミンB6や亜鉛が「体質的に」欠乏しやすい人もいます。

詳しい説明は避けて簡単に説明しますが、ビタミンB6や亜鉛を排出する「クリプトピロール」がたくさんつくられる人がそうです。


上記の理由などにより、欠乏症となっている場合、栄養素が非常に減少しているので食事だけでは補給しきれなくなります。

食事から必用な栄養素を摂取するには大量の摂取が必要で非現実的だからです。



例えば、ビタミンB6欠乏症の人は、毎日25mg以上の摂取を必要とすると言われます。

25mgを摂取するには、マグロ3kg、にんにく1.6kgも食べなければいけません。


亜鉛欠乏症の人は、1日当たり30~60mgの摂取が必要で、牛肉だと550~1100gもの量を必要としますし、レバーでも430~080gも必要とします。


ナイアシン欠乏の場合は、1日500mgから始めて3000mgまで増やすこともあります。

500mgは、カツオ2.6kg、鶏ささみ3.2kgも必要となってくるのです。


このように、欠乏症の人が食事から必用な栄養素を取るのはかなり困難になります。

従って、サプリメントによる摂取が必要となってきます。

サプリメントを選ぶポイント

栄養が欠乏している人は、普通の人よりかなり多くの栄養を取る必要があります。

ビタミンB6:25mg以上
亜鉛:30mg~60mg
ナイアシン:500mg~3000mg


これらの量を食事から摂取するのは難しいので、サプリメントにより摂取していくこととなります。


では、どういったサプリメントを選ぶべきか。

まず一番重要なのは
「栄養素の含有量が多いものを選ぶ」
ということです。

日本製のサプリメントは含有量が少ないので、アメリカ製のサプリメントを選ぶことをお勧めします。


サプリメントの選び方のコツについて詳しくは下記のリンクを参照してみてください。

>>サプリメントの選び方のコツや注意点、天然と合成の違いなどについて


私が使っているのは下記のサプリメントです。
ビタミンB6:マルチビタミン24.9mg、ビタミンBコン55mg(ナチュナルクリニック代々木)
亜鉛:Zinc 30mg(ナチュナルクリニック代々木)
ナイアシン:ナイアシンアミド 500mg(Now社)


私は栄養療法を受けていて「ナチュナルクリニック代々木」というところでサプリメントを購入しているのでこうなっていますが、正直高いので今ある量が無くなったらNow社などのサプリに移行しようと思っています。


ビタミンB6を単体ではなく、マルチビタミンで摂取しているのにも理由があります。

ここまでビタミンB6・亜鉛・ナイアシンの3種の栄養素に絞って栄養の話をしてきましたが、他の栄養素もとても重要です。


栄養素は、一つで働くのではなく、複数の栄養素が組み合わさって効果を発揮します。


例えば、セロトニンを作るにはビタミンB6やナイアシンだけでなく、葉酸や鉄なども必要となってきます。

また、亜鉛に関しても、カルシウムやマグネシウムなどのミネラルも必要となってきます。


このため、ビタミンB6やナイアシン単体で摂取するよりも複数の栄養素を補給できるマルチビタミンが必要となってきます。

もちろん、過剰に不足している栄養素に関しては、単体で多めの量を取る必要があり、そのためにナイアシンアミドを単体で摂取しているのです。


サプリメントの摂取の注意点

ただし、過剰摂取に注意は注意してください。


マルチビタミンでしたらサプリの摂取量を守れば過剰摂取になることは無く、ナイアシンアミドなどの単体もサプリの摂取量を守れば心配はありません。

しかし、早く治したいからと言って必要摂取量を超える量を摂取すると、副作用が出てくる恐れがあります。


理想としては、お医者様に、特に栄養療法を知っているお医者様に相談してから、サプリメントを摂取するべきです。

個人の判断で行う場合は、自己責任でお願いします。


精神面から敏感な性格を改善していく方法

ここまで、ナイアシンやビタミンB6・亜鉛などを摂取する栄養療法によって敏感な性格の改善を図る方法をお伝えしてきました。


ここまでお話してきた通り、栄養療法によって敏感な性格を改善していくことは非常に効果的ではあります。

しかし、かといって精神療法をおろそかにしてはいけません。


あなたが敏感な性格になってしまったのは、栄養不足の可能性も大いにありうるのですが、それだけではなく考え方や思考の歪みからそういった症状が引き起こされている可能性も大いにあり得ます。

最初は栄養不足からそうなってしまったかもしれませんが、後から考え方もおかしくなったというパターンも考えられます。


ですから、ナイアシンやビタミンB6・亜鉛などで栄養療法を行いつつ、余裕があれば平行して精神療法も行っていくのが理想的です。

精神療法については、下記の記事を参考にしてみてください。

参考記事:【不安や緊張を和らげる方法】簡単にできる認知行動療法とは?



記事のタイトルでは「不安や緊張」と書いてありますが、敏感な性格の人の多くは不安や緊張も強いと思いますので、こちらの記事も参考になると思います。