さて、前回の体験談の記事から大分時間が経ちました。
前回記事:【栄養療法の体験談】本格的に始めてから1か月の感想

この間にどういった心身の変化が起こったかについてお話していきたいと思います。

※前提としてお話しておくべきこと:フルタイム労働をしていました

心身の変化についてお話しておく前に、話しておくべき重要な事柄があります。

それは「フルタイム労働をしていた」ということです。


それもただのフルタイム労働ではなく、1日平均12時間以上のハードな肉体労働の仕事をしていました。

そのおかげで、せっかく順調に回復していたのに、心身ともにかなりボロボロとなってしまいました。

とはいっても、栄養療法をしていなければもっと酷いことになっていたとは思います。


それともう一つ。

あまりにも仕事がキツく精神的に参っていたため「抗うつ剤を処方してもらっていた」ということです。

今までかたくなに抗うつ剤は使用しまいと考えていたのですが、限界を感じたためにメンタルクリニックに行って抗うつ剤を処方してもらいました。

これについては、結果的に良かったと思っています。詳しくは後述します。


「非常にキツイ仕事をしていた」「抗うつ剤を始めた」ということだけ認識してもらって心身の変化の報告に移りたいと思います。

3カ月栄養療法を続けて感じた心身の変化

まず、栄養療法を続けて1か月の時点では、
・やる気が大きく改善された(1日1時間の作業時間から4時間作業できるようになった)
・その他「不眠症」「疲労感」「ギャンブル依存」など全体的にも良くなっていた
・ストレス耐性はまだまだ改善が必要と感じた
・調子が良い時と悪いときがあり波を感じる

ということを実感していました。


このようにまだまだ波はあるとはいえ調子はだいぶ良くはなっていたので仕事を始めることにしたのですが、これが大失敗でした・・・

仕事を始めたことにより心身がボロボロになる

せっかく調子が上向きになっていたのに、あまりにキツイ仕事からかなりつらい日々を過ごしていました。

具体的には「不眠症」「不安」「神経過敏」「やる気の低下」「強い疲労感」などなど、ほとんどのうつ病の症状をぶり返してしまっていました。


疲労感が強すぎて帰ってきてから何もする気が起きなかったですし、仕事中に感じるストレスが日に日に強くなっていきました。

休みの日も、ストレス発散のためにパチンコを打っていてギャンブル依存に逆戻りしてしまいましたし、本業である自営業の仕事もほとんどしていませんでした。


このようにかなり辛い日々が続いていて、限界がきたためにメンタルクリニックに行って抗うつ剤をもらうという手段すら取りました。

栄養療法は効果がないのか?

これだけ書くと「仕事をしている人にとっては栄養療法は効果が無いのでは?」と思われるかもしれません。

それは半分正解で半分間違いです。


栄養療法に効果が無いわけではないと思います。

実際、仕事を始める前までは栄養療法によってかなり体調が良くなっていたのは事実です。

そして、かなり辛い状況にもかかわらずそれでも働けたのは栄養療法を続けていたからだと思っています。


というのも、忙しさのあまりサプリメントを摂取することすらサボっていた日もあったのですが、そのときは明らかに他の日より疲労感や不安感などが強くなる、ということを実感していたからです。

つまり、栄養療法の効果が無いわけではなく、「栄養療法による回復効果」より「仕事によるエネルギーの消費」が大きく上回っていたので回復が追い付いていなかったのだと思います。

仕事を辞めてからは順調に回復している

そして、今は仕事を辞めて1週間ぐらい経っています。

仕事を辞めて最初の2~3日間は溜まったストレスの発散のためにギャンブルをしてしまっていたりもしましたが、温泉やゆっくり寝るということを続けて現在はかなり回復してきているのを実感しています。

不幸中の幸いか、仕事をしていたおかげで早寝早起きが身について、朝早く(6時ごろ)に起きる習慣が身についていて、朝早く起きないと逆に気持ち悪いと思えるようになっています。


「栄養療法」「薬物療法」に加えて、「運動」「睡眠」「食事」など基本的な生活リズムが整ってきており、こうしてブログを書く元気も戻ってきています。

それも、2~3時間ぶっ通しで記事を書いていても苦ではなく、集中力は前より増しているかもしれません。
(12時間労働に比べればたいしたことない、ということもあると思います)


※追記:順調に回復している・・・と思っていたのですが訂正します。
2週間ぐらい経ってからかなり調子が悪くなってきたので訂正します。思っていた以上にストレスの影響が強かったみたいです。。。

詳しくは次回の体験談にてお話していきたいと思います。

結論

というわけで、長々とお話してきましたが、結論としては
「栄養療法、そして薬物療法は効果は実感できている」
(少なくとも疲労や不安感などの軽減効果はある)

です。

非常にキツイ仕事をしたおかげで、わかったこともたくさんあり、得るものは多かったと思います。(もう二度と12時間労働はしたくないですが^^;)

回復期に無理をしてはいけない

今回のことでよくわかったのは、
「回復期なのにフルタイム労働を始めてしまったことは絶対にNG!」
ということです。

これは本にも書かれていたのですが、無視して「今の自分ならイケる!」と思って始めてしまったのが大きな間違いでした。

まぁ、そもそも仕事の募集要項に「1日8時間労働(残業は月に10時間以内)」と書いてあったので、平均12時間労働になるとは思っていなかったというのもありますけどね。

抗うつ剤が意外と効果的だったことがわかった

他にも、
「抗うつ剤と栄養療法の併用はかなり効果がある」
とも思いました。

今まで抗うつ剤には絶対に手を出したくないと思っていたのですが、いざ使ってみると精神が安定するのを実感できました。

特に「不眠症」に大きな改善が見られたと思います。

抗うつ剤を実際に試してみる、ということができたのである意味良かったのかなと思います。


抗うつ剤については、向き不向きがあるとは思いますし、世間で良くない噂もよく聞きます。

したがって、むやみに推奨できるものではありませんし、「薬物療法」に頼った治療だけでは大変かもしれませんが、栄養療法と併用して行う分には効果があると思いました。

頑張って働いているうつ病の人の気持ちがわかるようになった

今まではせいぜい一日4時間ぐらいしか働いていなかったので、実際にうつ病を患いながら働いている人の気持ちがわからず、少し無責任なことも書いていたかもしれません。

「働きながらうつ病を改善していくことの大変さ」が今の自分にはわかります。


でも。

だからこそ。

今現在うつ病でも頑張って働いている人にはこう言いたいです。


「少しでも精神的・時間的に楽になれる会社に転職しましょう」と。


もちろん、転職をするということが非常にエネルギーを使う大変なことというのもわかります。

それに、仮に新しい職場に移ったとしても、慣れるまでは今まで以上に神経をすり減らしてストレスを感じるかもしれません。


それでも、やはり現在の職場で大きくストレスを感じているなら、まずはストレスの少ない環境に身を移すことを考えてほしいのです。

なぜなら「大きなストレスを感じる職場でうつ病を改善しようとしても難しい」からです。


本当は仕事を辞めて休職するのが理想だとは思います。

しかし、現実的には金銭的な問題からそうはいかないという人も多いと思います。

私だって、今は仕事を辞めて休んでいますが、金銭的に余裕があるわけではないので来月からは再び働こうと思っています。


ただし、その際は少なくとも週4か、もしくは週5~6だとしても一日5時間ぐらいまでの時間的に余裕ができる会社を選ぼうと思っています。

週5でフルタイムならば、残業がないような、それでいてストレスを感じにくい人とあまり接しなさそうな仕事を選ぶかもしれません。

まぁ、次の仕事についてはまだ決めかねている状況です。


とにかく、
「栄養療法などによる回復量」<<<「仕事に使うエネルギー」
という図式になってしまうのは絶対に避けるべきです。

さいごに

今回の記事は、仕事を始めてしまったことにより栄養療法の体験談としては微妙なレポートになってしまったかもしれません。

もし、仕事をせずに、もしくは比較的楽な仕事をしていれば、もっと良い報告ができたかもしれないのは悔やまれます。


しかし、キツイ仕事をしていても栄養療法による軽減効果は感じることができたので、それで良しとしたいと思います。

目に見えて大きな改善が見られたわけではない、というような報告になってしまいましたが、今後は良い報告ができると思いますのでご期待ください。


次回記事:【栄養療法の体験談】薬物療法と併用の効果は?【5か月目】