※対人関係に関しては、かなりデリケートで複雑な問題です。私もそこまで対人関係が上手というわけではありません。あくまで「最低限の人付き合いができる」「人付き合いで異常に疲労するのを回避する」という目的を達成できた『私の体験談』です。自分の性格と他人の性格は千差万別ですし「この方法が正しい」と言い切れるものでもありません。参考にする程度にしていただきたいです。




うつ病を改善していくうえで避けて通れないのが「対人関係」です。

「人付き合いが苦手なことが原因でうつ病になってしまった」という人はかなり多いと思います。


私自身も、いわゆる「コミュ障」で対人関係が得意ではなく、人と一緒にいるとすごく疲れてしまうような性格でした。

ですが、そんな私でもある程度最低限には人付き合いが出来るようになるぐらいにはコミュニケーション力を身に着けることが出来たので、そのコツについて紹介しようと思います。


結論から言うと、対人関係をうまくやっていくコツは、

■うまくやろうとしない
■質問するようにする


以上2点です。


これらについては対人関係に関する本では必ず言われていることだとは思います。

しかし、一般人向けの対人関係の本よりは、うつ病かつコミュ障だった私の観点から解説しますので本当に対人関係が苦手な人にもわかりやすく解説していけると思います。


それでは、これら2つのコツについて詳しく説明していきます。


※冒頭にも言いましたが、あくまで「私の体験談」として参考にする程度にして、実行する場合も自己責任で行ってください。実践してうまくいかなかったとしても私は責任を負えません。

対人関係について考える前に大事な注意事項

まず、超大前提として、
「考えすぎない(ごちゃごちゃ悩むことはNG!)」
というのを覚えておいてください。


うつ病やストレスになる原因の一つが「悩み過ぎる」ことです。

悩むことは著しくエネルギーを消耗します。

真剣に一時間悩むと、一日分のエネルギーを使うとも言われています。


対人関係に関しては、かなりいろいろな要素が複雑に絡んできて、どうしても悩んでしまいがちです。

「今日はうまく話せなかった・・・失礼なことを言ってしまったのではないだろうか・・・」
と家の布団の中で一人反省会を開く人も多いのではないでしょうか。


「失敗した・・・人付き合いが下手なのをなんとかしなきゃ・・・」
と自分を責めてしまい必要以上に悩んでしまう気持ちは本当によくわかります。

「このままではいけない、もう苦しい思いをしたくない」と対人関係で悩んでいるからこそ、この記事を見ていてくれると思います。


しかし、だからこそ、対人関係において長時間悩むことはNGなのです。

悩めば悩むほどエネルギーを消耗し疲れ果てて、そのせいでうつ病の症状が悪化したりストレスが溜まり疲弊して対人関係もさらに悪くなるという悪循環に陥ってしまうからです。


うつ病や対人関係などの悩みについて考えるときは、
「シンプルに考えること」
「失敗してしまう自分を許すこと」
「一度理解(納得)出来たら後はシンプルに実行していくこと」

が大切です。

うつ病の人でも対人関係で悩まなくなるコツその1「うまくやろうとしない」

さて、ここからは対人関係で悩まなくなるコツについて話していきます。

まず、コツその1が
「うまくやろうとしない」
です。

これは上述の「考えすぎない」ともつながってくるのですが、「仲良くなろう」「うまく話そう」などと気負いすぎると、逆にうまくいかなくなってしまうからです。


これは、私の経験上、かなり間違いないと思います。

みなさんも似たような覚えはないでしょうか。


「今日は疲れたしあまりうまくしゃべれなかった・・・」
と思ってしまうような日について冷静に考えてみると、そういうときは大抵、

「仲良くなりたい」
「うまく話そう」
「きまずくならないようにしよう」
「変なことを言わないように気を付けよう」


などと、出会う前からアレコレ考えてしまっているときではなかったでしょうか?


人付き合いが下手なのを直したくて、みんなと仲良くなれるようになりたくて、そのために色々と対策を考えて待ち合わせ場所に向かうのですが、そういう「うまくやりたい」という気持ちとは裏腹に結果はうまくいかないのです。


人間は不思議なもので「他人とうまく会話できるようになりたい、緊張したくない、緊張しないようにしよう」と思えば思うほど緊張するようにできています。

これを「生理的覚醒による優勢反応の強化」といいます。


「生理的覚醒による優勢反応の強化」に関しては、マンガで分かる心療内科というサイトでわかりやすく書いてありますので参考にしてみてください。

>>マンガで分かる心療内科 第50回「気合いを入れるほど、うつは悪化する!?」


以上のように、人と出会う前に「うまくやろう」と考えることは逆効果になりますので、
「人と出会う前はスマホをいじったり本を読んだり音楽を聴いたりして余計なことは考えない」
ことが重要となってきます。


「うまくやろうとしない」=「会話を避けていい」という意味ではない

さて、このとき注意してほしいのが「うまくやろうとしないこと『だけ』」を意識しているだけでは、人付き合いは何も改善していかないということです。

確かに、コミュニケーションの方法についてぐだぐだ考えるのは逆効果です。

だからといって「ありのまま」(森田療法でよく使われる言葉ですね)に、
「自分は会話が下手だからなるべく人を避けてしまおう」
といったようにコミュニケーションをおろそかにすると、結局「対人関係がうまくいかない」という悩み自体は改善していきません。


人付き合いについて悩みすぎたり対策しすぎたりするのはNG。

でも何かしら改善しないと何も変わらない


「悩んではいけない、でも改善しないと変わらない、じゃあどうしたらいいの?」

と矛盾を感じるかもしれません。


しかし、答えは非常にシンプルで簡単です。


「人付き合いのために「一つのことだけ」頭の片隅に意識しておくようにする」


これなら「うまくやろう」と悩みすぎることなく、かつ対人関係の改善を気負わずに出来るようになっていきます。




それでは、次の記事で「一つのことだけ」とは何を意識しておけばいいのかについて解説していきたいと思います。

>>コミュ障の人が会話が下手(苦手)なのを改善するコツとは?