うつ病の症状で悩んでいる方にとってとても共感できるであろう本を紹介したいと思います。

それが永田カビさんの
「さびしすぎてレ〇〇俗に行きましたレポ」
です。

(大人の都合により伏字にさせていただいております)

さびしすぎてレポ

とても怪しい感じのするタイトルですが(笑)、中身の本質は
「うつ病や摂食障害・対人関係(特に親との関係)に苦しみつつも『自分のために』生きるために前に進もうとするアラサー女性の苦悩と葛藤」
などの心理描写が細かく描かれています。

(もちろんタイトルのレポートもちゃんとありますが)


この本を読んで特に共感できたところなどについて感想を書いていきたいと思います。

さびしすぎてレポの特に共感できたところ

なんでもいいから抱きしめてほしい

まず、一番共感できたところがこの「なんでもいいから抱きしめてほしい」です。

・思えば私の「抱きしめられたい」の歴史は長い
・無条件に自分を愛してくれる、需要してくれる母の概念のようなものがほしい


これは私も大学生時代の頃あたりからずぅぅぅっと思っていましたが、残念ながら抱きしめてくれるような人はいませんでしたので「抱きしめたい欲」を満たすためによさそうな抱き枕やぬいぐるみを雑貨屋によるたびに探していました。

結局「抱き枕やぬいぐるみなんて買うのは恥ずかしいことだ」という思いから購入はしなかったのですが。。。


そして、「恋人がいない歴=年齢」のまま歳を重ねていきました。

抱きしめたい・抱きしめられたい欲を満たすにはいわゆる「大人のお店」にいくしかなかったのですが、
「大人のお店に行くなんて恥ずかしいことだ!そういうことをするのは彼女としかしちゃいけない!」
という考えを頑なに持っていました。


(永田カビさんは「フリーハグ」で検索していたらしいですが、それは盲点でした・・・!)


しかし、25~6歳のころに「もう自分には彼女なんて出来ないんだ。お店にいくしかない」と思い立ち「大人のお店」に行きました。

「大人のお店」に初めて行った時も、まずはじめに「ぎゅーっと抱きしめてくれませんか?」とお願いしたほどでした。

「これってもしかして、めちゃくちゃ高度なこと(コミュニケーション)しようとしてない?」

大人のお店に入って抱きしめてもらった後は、まぁその色々するわけですが、永田カビさん同様かなり緊張が強かったです。


フックの外し方がわからず結局自分で外してもらい恥ずかしかったですし、色々としてもらうのですがあまり良い反応ができてもいませんでした。

見つめてもらったりもするのですがキョドってしまっていましたし、あんなに「抱きしめたい」と思っていたのに、実際にやるとかなり不器用に震えながらやっていました。

キスもしたのですが、うまくできているのかよくわかりません。


「へたくそだなと思われていたらどうしよう」

そんなことばかり考えていました。


そして行為自体はすぐに終わってしまいました。


「こんなんじゃ彼女が出来たとしても何も満足させてあげられないな・・・」
とかなり絶望した思い出があります。




と、このように永田カビさんの「抱きしめられたい歴史は長い」という点や「かなり高度なコミュニケーションをしようとしているのでは?」というところは私の初体験(お店)とかなりかぶり、ものすごい共感できました。


そのほかにも色々と共感できるところがいっぱいあるので抜粋して紹介します。

その他の共感できた部分の抜粋

自分にとって親の評価が絶対だった

私も親に嫌われまいと「良い子」でいようとする子供時代を送っていました。


父親は基本的に仕事で朝から晩まで家におらず、放任主義。

母親は基本的に家には居るがヒステリック。


そんな家庭で育った私は「母親が自分のことを嫌いになったらどうしよう」とよく思っていました。

とくに、今思うと本当に気分の上下が激しい母親で(今でもそうですが)、機嫌の良いときは愛してくれてはいたと思いますが、機嫌の悪いときはヒステリックに不条理に私を叱ったりもしていました。


そんな親のことは嫌いではあったのですが好きでもあってよくべたべたしていたというのも共感できました。

自分の気持ちってよくわからないものです。


まぁ、子供時代は「親に嫌われないようにする」「親が絶対存在」というのは誰もがそうなのかもしれませんし、永田カビさんとはだいぶ環境が違うみたいなので、この話はここまでにします。

性について考えることはいけないことだと思っていた。

私も性にたいしてはかなり消極的でした。

今にして思えば、中学生や高校生時代にそういうことをしたり考えたりするのは普通なことなのでしょうが、私は永田カビさんほどではないにしろ「性について考えないようにしよう」と思っていました。

そういうことをしてはいけないし、親に相談してもいけないとも思っていました。

自分で「大人の本」を購入したのは大学生以降だと思います。


余談ですが、なにかのニュースで『仲が良い家庭は「性の話題」を日常で笑って話しあう』ということを聞いた覚えがあります。

そういうオープンに自然に性教育ができる家庭こそが理想的な「家族」なのかもしれませんね。


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